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雑賀光夫の徒然草

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レベルが下がった自民党と共産党

パーティー券、キックバックで自民党がおおゆれです。きょうのBSフジは石場茂さんと後藤健次さんが登場します。
議論の中心は、自民党はどうして質が低下したのかという問題です。「小選挙区制で執行部が公認権をにぎって上意下達の党になってしまったから」という議論になります。反町さんがリードするこの番組か結構面白いのです。
その対極にある共産党が、中間機関のレベルが低下している。お上のいうことを「そうだ、そうだ」と言っているからものを考えなくなる。
両方とも同じことがおこっているのではないか。この視点で少し考えてみたいと思います。

# by saikamituo | 2023-12-11 21:38

ある県のある地域で

ある県のある地域で「大会議案」の説明会が行われたそうです。
中央委員の方が説明しました。
その方は「一時間ぐらいですか」といって説明にはいったのですが、国際情勢を説明している間に、30分を超してしまいました。岸田内閣の問題を話している間に、一時間になりました。
 そこで「多数者革命」というところは、「松竹さんということが党を攻撃した問題の批判です」と力説し、中央委員会で山下副委員長が「松竹は本を出版する前に周到な党攻撃の準備をしていたのだ」と発言したことを紹介しました。
参加したみなさんは、「長文の大会議案を支部で論議する参考になる」と期待して参加したのです。報告者を含めて20人の参加でした。10支部ほどあるそうですが、一つの支部だけで9人の参加だったそうです。その支部では「私たちの支部からは地区委員も市委員もでていないのはおかしいのではないか」と言っていたそうです。
 私は「中間機関の劣化・レベル低下」が最大の問題だといってきましたが、改めてそのことを痛感します。
 20人も集まった集会でこんな報告をする中央委員(中間機関役員)はどうなっているのだろう。
 10支部もある地域で、半数が一つの支部からの参加だというのが事実だとしたら、その会議の主催者は、機関運営をどう考えているのだろう。

# by saikamituo | 2023-11-27 22:06

到達は正確に

私たちは「130%」の党をめざしています。10月には、日曜版を8部拡大することができました。
「10中総」(大会決議案)では「90万の読者」といっています。私はもっと後退しているのではないかと心配しいました。
岩井さんが「読者が100万を切った」と危機感をつのらせたのは、2019年8月のことでした。前々回の統一地方選挙の直後です。その4年後の地方選挙で後退した総括で「日刊紙91%、日曜版85%の勢力でたたかった」と「常幹声明」で述べたのです。
だから、あわせれば87%、87万の読者だろうと思っていたのです。
気になって調べてみると、1月の「7中総」でも「90万の読者」と言っています。その後2万5000部ぐらい読者が後退しているのです。
一人一人の読者は宝物です。


# by saikamituo | 2023-11-24 15:01

10中総田視聴した視聴した

田村報告を視聴しました。
情勢部分、岸田内閣や他党批判の部分を聞くと「いまの日本には日本共産党がなくてはならない」と思います。
 その党がなぜ存亡の危機にたたされたいるのか。それは、このブログに書いている通りです。「感想用紙」に書いて、中央にファックスで送りました。

それはともかくとして、田村報告には、総選挙、地方選挙の方針という部分があります。ところが、「到達点」がスルーされてしまっているのです。「感想」でも指摘しておきました。

 前回党大会から、参議院選挙、総選挙があった。藤一地方選挙があった。この日の前日にも福島県議選挙で1議席へらした。「多数者革命」をいうのなら、この選挙での国民の審判をどう受け止めるのか。
 さすがにこれは、大会までに「補足」して「民主的討論でねりあげた」と言うでしょうね





# by saikamituo | 2023-11-15 10:14

共産党大会でとわれること

来年1月、党大会がひらかれる。
そこで問われることはなにだろうか?

1 赤旗読者も減って、発行継続が困難だといわれるようになった。
 責任者の岩井さんが悲痛な声を上げている。
2 国政選挙でも地方選挙でも「後退」がつづいている。これは誰にでもわかる。
3 これを打開するのに、二つの方向がだされている。
 第一は、「130%」の党を作るしかないという方向。できればいい。この方向を示したひとたちは、「支部への手紙」を赤旗にのせた。支部から「返事」をもらった。そのことで「飛躍の基礎ができた」と言っている。
 頑張った地域組織もあるようだ。しかし「赤旗」は、「130%」どころか「85%」で党大会を迎えようとしている。「党員拡大」は「止まってしまっていたのを再起動したのはよかった」という意味のことをいう。ある程度増えているが、死亡者・離党者の方が多いようだ。
 第二は、党の指導を刷新するという方向。「志位委員長の交代を求める」という意見がある。これについていろいろな意見がある。
① 党中央は「出版物」でこの声を上げた人たちを「分派・規約違反」として除名した。私はこの「除名」は、適当でないし、共産党のイメージダウンになり、選挙での後退にいっそう拍車をかけたと思っている。
② 私は、党の指導体制を刷新すべきだと思っている。
 その中心問題は、「志位長期体制」のもとで、「中間指導機関」の劣化・水準低下が起こっているという問題である。「ものを考えない中間機関」「中央は民主的だといっておけば、自分たちはどんな運営をしていてもゆるされる」と思っている地区委員会や県委員会の役員が出てきている。
 私は、このことに一番の問題があると思っている。
 「ものを考えない人たち」は、こんなに言ってもわからないから、先日のブログで「これでもか」というほど「具体手な事実」をあげておいた。ほとんどは「文書」であげても返事のない問題だ。
 「党内の問題を党外に持ち出してはいけない」というから、「具体的な事実」ではあるが、名指ししないように配慮しておいた。
 私の周辺でこれを見たひとたちから「ざわつき」がきこえてくるようになった。あまり責任も持てない人を批判する文言は、消しておいた。
 「自分のことをいわれている」と思う方がおられたら、真摯に考えてほしい。

# by saikamituo | 2023-11-11 03:07