来年1月、党大会がひらかれる。そこで問われることはなにだろうか?
1 赤旗読者も減って、発行継続が困難だといわれるようになった。
責任者の岩井さんが悲痛な声を上げている。
2 国政選挙でも地方選挙でも「後退」がつづいている。これは誰にでもわかる。
3 これを打開するのに、二つの方向がだされている。
第一は、「130%」の党を作るしかないという方向。できればいい。この方向を示したひとたちは、「支部への手紙」を赤旗にのせた。支部から「返事」をもらった。そのことで「飛躍の基礎ができた」と言っている。
頑張った地域組織もあるようだ。しかし「赤旗」は、「130%」どころか「85%」で党大会を迎えようとしている。「党員拡大」は「止まってしまっていたのを再起動したのはよかった」という意味のことをいう。ある程度増えているが、死亡者・離党者の方が多いようだ。
第二は、党の指導を刷新するという方向。「志位委員長の交代を求める」という意見がある。これについていろいろな意見がある。
① 党中央は「出版物」でこの声を上げた人たちを「分派・規約違反」として除名した。私はこの「除名」は、適当でないし、共産党のイメージダウンになり、選挙での後退にいっそう拍車をかけたと思っている。
② 私は、党の指導体制を刷新すべきだと思っている。
その中心問題は、「志位長期体制」のもとで、「中間指導機関」の劣化・水準低下が起こっているという問題である。「ものを考えない中間機関」「中央は民主的だといっておけば、自分たちはどんな運営をしていてもゆるされる」と思っている地区委員会や県委員会の役員が出てきている。
私は、このことに一番の問題があると思っている。
「ものを考えない人たち」は、こんなに言ってもわからないから、先日のブログで「これでもか」というほど「具体手な事実」をあげておいた。ほとんどは「文書」であげても返事のない問題だ。
「党内の問題を党外に持ち出してはいけない」というから、「具体的な事実」ではあるが、名指ししないように配慮しておいた。
私の周辺でこれを見たひとたちから「ざわつき」がきこえてくるようになった。あまり責任も持てない人を批判する文言は、消しておいた。
「自分のことをいわれている」と思う方がおられたら、真摯に考えてほしい。